タイトルが全く思い付かなかったこの話、『3』を書き始めた段階で『杞憂』の二人なんじゃないかな、と思いました。 それでゾロにサンジを組敷かせて名前を呼ばせてみたら、凄く素直に愛の告白をしたので驚いた。そのうえサンジもとても素直に応じたので再び驚いた。自分で書いといて何驚いてんだって話ですが。 そうか、『杞憂』の二人はラブラブなのねー。人目が無きゃ素直なのねー。(ゾロ、自分では互いに素直じゃないとか言ってましたが。)充分素直で甘い。そうか、ゾロは素直で甘いって自覚が無いのか。 実は『2』で「台無しな感じ」にしようと思っていたら、ゾロの野郎しんみりしやがって。『3』で「台無しな感じ」に仕掛けたら、サンジまでしっとりしやがって。 「台無しな感じ」を書きたい、そして「寒い夜」ときたら次は「熱い夜」だろう、という事で、↓を書きました。 |
「台無しな感じ」を目指して書き始めた『熱い夜』(何故そんなものを目指したのかは不明ですが、どうしても「台無しにしたい!」と思ったんだ)。書き進めていくうちに、「押し倒して組敷いたくせに致してなかった」事が判明。驚いた。(だから自分で書いて驚くなって)
この回のあとがき: 結局甘い感じで終わってるし、思惑通り「台無しな感じ」になったとは言い難いのですが、このシリーズのサンジはなんだか可愛らしいので、まあ満足。(サンジ君は本物からして大概可愛らしいがな。) |